ヨガのTTCを設置している学校は沢山あり、カリキュラムも雰囲気も随分と違います。

私は他の学校を調べることもなく、迷うこともなく、たまたま縁があったシヴァナンダを選びました。

私のルームメイトになった子は、時間をかけて徹底的に色々な学校を調査、比較し、熟考の末シヴァナンダのTTCに決定したそうです。

選び方が対照的な二人が、結局同じ部屋にたどり着いたわけですが、コースを終えて、二人ともよかったと思いました。

シヴァナンダは最も早くからTTCを設置して、ヨガの学校のハーバードと呼ばれているそうです。カリキュラムは厳しく、遅刻や欠席も基本的に認めません。

一つ一つのアーサナの間に休憩(屍のポーズ)が入り、初心者でも、それほど体力がない人でも、アーサナに無理なくついていける様、プログラムが組まれています。

講義は、ヨガの哲学、解剖学、栄養、瞑想などにわたり充実していて、ものすごく勉強になりました。

他の流派のTTCに行った人はアーサナがものすごくハードでついていくのが大変だったと言っていました。その反面講義はほとんどなく、雰囲気は20代のヒッピー風の若者が中心で、毎日のびのびと賑やかだったみたいです。

私の滞在中、講義にはあまり興味がなくて、アーサナをもっとやりたいという理由で退学して他の学校に移った方もいたので、事前に自分にあった学校を調べて選んだ方が無難だと思います。

シヴァナンダでは、インドではアシュラムが3つあり、私はヒマラヤの麓のガンジス川でヨガをしてみたかったので、クラスが少人数のアシュラムを選びました。

ヒマラヤのNetalaのアシュラムでは、定員が35人です。ケララやマドゥライの学校は200人位が定員なので、より多様な人たちが集まり、雰囲気も随分違うと思います。敷地が広い分、移動が大変で、皆走って移動していると聞きました。

シヴァナンダでは、TTCの申し込みはウェブサイトから出来ます。東京にあるシヴァナンダのセンターでも、相談や申し込みが出来る様です。